ヤンキー・裏社会・アウトロー系【漫画のおすすめ】

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漫画大好き、でも王道中の王道はあんまり読まない筆者がおすすめする、ヤンキー・裏社会・アウトロー系漫画をご紹介します!

ヤンキー・裏社会・アウトロー系のおすすめ

サムライソルジャー【完結・全27巻】

不良漫画大好きな筆者が1番好きな不良漫画がサムライソルジャーです。

サムライソルジャーはヤンキーというか、ギャングの話なのですが、東京・渋谷を舞台に、最強の不良集団「ZERO」を渦巻く抗争を描いた作品です。

まず、主人公の藤村新太郎が、かっこよすぎます。「渋谷の凶竜」の異名を持つめっちゃ強い新太郎ですが、実写なら長瀬智也一択と思うほど昔の長瀬君のようにイケメンです。(筆者は好きな漫画は、気に入ったキャラを実写化したらどの俳優さんが良いか?と考える癖があります。)

見た目も性格も本当にイケメン。新太郎だけではありません。

サムライソルジャーには、多くのかっこよくて強くてキャラの濃いキャラクターたちが出てきます。筆者は女性ですがこの作品を好きな理由の1つに男の友情に特化しているというのがあります。

女性キャラがほぼ出てこないんですよね。多少、出てきますが女性キャラとの色恋や女性キャラが酷い目に合う描写もほぼありません。

不良漫画にありがちは女を取り巻くイザコザや女性に対する暴力がないので、読んでいて、ただただ「男の友情に感動する」といった形で楽しめるので大好きです。

不良漫画が好きと言うと、「クローズ」を挙げる人が多い中、サムライソルジャーを読んだことある人にはあまり出会えないので未読の方には、ぜひ読んで見て頂きたいです!

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ギャングース【完結・全16巻】

ギャングースは、裏社会・貧困問題の取材に取り組み『最貧困女子』などの著書がある鈴木大介の『家のない少年たち』が原案となった作品です。

不遇の人生を送ってきた3人の少年、カズキ・サイケ・タケオが窃盗団を結成し、被害届を出せないという理由で犯罪者だけを対象に「タタキ」と称した強盗や窃盗を敢行していくストーリー。

主人公のカズキがとんでもない不遇の人生を歩んでいて、ちょっと壮絶でキッついなと思う部分もありますが、闇金ウシジマ君ほどキツくなく(グロ描写や鬱描写が)ギャグも挟まれてますので笑えるシーンもあります。

仲間のサイケとタケオもそれなりにキツイ人生なのですが、なんせカズキの人生が凄すぎる。こんなことってあるの?と思ってしまいますが、実話をもとにしているのでこの世界が現実にあることに悲しくなります。

でも、かなり考えさせられる作品ですので、1度は読んでみると良いと思います。笑いあり、涙あり、最後は号泣の作品です。

2018年には映画にもなっていますが、お話が、端折られている感じがあり、漫画を知らずに映画を見るとよくわからないかも?

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静かなるドン【完結・全108巻】

主人公の近藤静也は、昼の顔はプリティという下着会社の冴えないダメデザイナーですが実は1万人の構成員がいる暴力団・新選組総長の一人息子。

二代目総長である静也の父が敵対組織に襲撃され、亡くなったあとに新鮮組の跡目を巡り、幹部の生倉と肘方が抗争を始める恐れがあったため、それを防ぐためやむを得ず新鮮組総長の跡を継ぎました。

そんな静也のカタギ人生とヤクザ人勢の狭間で揺れる奮闘を描いていくヤクザ漫画ですが、ギャグあり、恋愛ありと笑って泣ける漫画です。

ヤクザ漫画と言えば、やっぱりドンちゃんですよね~。一時期、電子書籍の広告ですごい出ていたのでご存じの方も多いでしょう。

全108巻とかなり長いのですが、連日明け方まで読み進めてしまったほどに、静かなるドンはめちゃくちゃ面白いです。なので読むなら長いのでレンタルがオススメです!が!スキマで今、414話無料公開中なのでスキマで見たあとにDMMコミックレンタルがおすすめです。

これまた、鳴門と龍宝が大好きで実写するなら誰かなぁ?と考えました。中山秀ちゃんや香川照之、袴田吉彦などで実写化されていますが、ちょっと古いので現在だと龍宝は若いときの松岡 昌宏が良いなと思ってました。ちなみに2023年にも伊藤健太郎主演で映画化されています。

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蟻の王【連載中・既刊16巻】

日本の最高財閥の総帥・六道鬼三郎(りくどう きさぶろう)が亡くなり、彼の愛人の子である不良少年・亜久里四郎(あぐり しろう)が、その運命に巻き込まれていく物語。

権力に逆らい、自らの道を行く人間達を「蟻」と表現し、その蟻の王を目指す四郎と、四郎を排除しようとする鬼三郎の3人の子供たちとのバトルや、徐々に増えていく個性的な四郎の仲間とのサイドストーリーなど見どころがいっぱい。

絵は綺麗めですが、綺麗めがゆえ(?)バトルシーンなどはリアルなのでちょっとグロいかもしれません。でも、ただのバイオレンス漫画ではなく、ちゃっかり笑えたり、ほっこりする場面もあるので読みやすいと思います。

よくある不良漫画のグループ同士の抗争というよりは、ヤンキーVS国家権力と言った感じで、成り上がり系が好きな方は、たぶん気に入るはずです。

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新宿スワン【完結・全38巻】

2000年代初頭の東京都新宿区歌舞伎町を主な舞台とした、スカウトマン・白鳥龍彦(しらとり たつひこ)を主人公に、その成長と歌舞伎町裏社会を描いた作品。

主人公のタツヒコが歌舞伎町を拠点とするスカウト会社「バースト」に入社したところから話がスタートし、渋谷に進出したり、横浜へ進出したり、ホストや闇金編、ライバル会社への潜入などなど裏社会のイザコザがてんこもり。

自分の知らない世界・絶対に足を踏み入れない世界の話が好きな筆者の大好きな作品です。

本作は、『東京卍リベンジャーズ』の和久井健の連載デビュー作。作者の和久井さんは、実際にスカウト会社で働いていたため、自身の体験をもとにフィクションを交えて描かれているとか。そのため、実際のスカウト業界の人から見てもリアルという声もありました。

アウトロー・闇社会系漫画の面白さって「ホントにありそう」「リアルっぽい」というだけで面白さが全然違いますからね。

2015年、2017年には実写映画化もされています。タツヒコが綾野剛?と最初は思いましたがなかなか良い感じにハマってました。完結していて38巻と電子で読むにはちょっと長いかなという感じなのでコミックレンタルで見るのもありですね♪

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ギフト±【完結・全26巻】

主人公の女子高生・鈴原環は狩りのプロ。その標的は人で、更正を期待出来ないような凶悪犯を解体し、臓器売買をしているグループの一員。

その臓器売買グループを率いるのは、大学生のタカシ。タカシ達は、環が解体した臓器を正規のルートでは移植を行えない人々に与え命の再分配をしていた…。

そんな中、環を巡り事件が起き、真相に迫ろうとする探偵が殺害される。その殺害された探偵の恋人や、暴露記事を潰された記者がさらに環を巡る事件を追いかけていくのだが…。

「臓器売買」がテーマなので、グロいかなと思いきや、グロいのですがキツイグロさはないという感じです。絵がとても奇麗なので中和されているのかも?「臓器売買」に加え、児童買春クラブなども出てきて都市伝説や未解決事件などが好きな人にはハマる作品かと思います。

とはいえ、ギャングース同様、ただただ胸糞というような闇社会漫画ではなく、考えさせられる漫画です。2022年に完結し、全26巻なので読みやすいと思います。

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ストーカー浄化団【完結・全7巻】

ストーカーを被害者からはお金を貰わずにストーカー側からむしり取り、退治する集団のお話。

ストーカー自体は、本当に居そうな思わず「キモイ」「怖い」と思う面々で、成敗する方法もよくあるグロい暴力・拷問などではなく、意外と現実的な方法。

なので面白おかしく成敗していく感じが面白いです。「善悪の屑」「闇金ウシジマ君」ではグロ過ぎて途中で離脱した筆者にとっては、読みやすく面白いのですがそっち系が好きな人には物足りないかもしれません。

これから、どんなストーカー退治がさらに繰り広げられるのかな?!とワクワクで読み進めていったところ、なんと残念ながら連載中に原作者・オオガヒロミチさんが亡くなられ、終了してしまいました。

そのため全7巻と巻数は少ないのですが、面白くサクっと読めるのでぜひ読んでみて欲しいです。

※なお紙のコミックは1~2巻までしか出ていないので、電子書籍をオススメします。

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まとめ

ヤンキー・裏社会・アウトロー系漫画は、その世界を知らないから知りたいと興味をそそられる人と、知っているからこそ面白いと感じる人とそれぞれ着眼点が違うかもしれませんね。

また、実写映画化されている作品も多い印象です。やはり人気のジャンルなのでしょう。気に入った作品は随時追加していきます!

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