漫画大好き、でも王道中の王道はあんまり読まない筆者がおすすめする、サスペンス・ミステリー・謎解き系漫画や、筆者の中で勝手に分類している『警察系』『事件系』漫画をご紹介します！
サスペンス系漫画のおすすめ
夏目アラタの結婚【連載中・既刊11巻】
主人公は児童相談所の職員・夏目アラタ。結婚などに夢を抱いていない30代・独身。
若い頃ヤンチャしてたんだなという感じの人のよい兄ちゃんという感じなのですが、ある日担当児童の卓斗から、「父を殺した犯人に代わりに会って欲しい」という依頼を受けます。
その犯人というのが、【品川ピエロ】と呼ばれる有名連続殺人犯・品川真珠でした。最初は、卓斗の依頼で真珠に会うアラタですが、真珠を知れば知るほど、最初の印象とは違い…
本当に真珠が殺したのか？見つかっていない卓斗のお父さんの体の一部はどこに隠されているのか？等いろいろな謎がでてきて、その真実に迫っていく中でいろいろと衝撃的事実が続々判明し、一気に読んでしまう面白い作品です。
今年の4月には映画化の発表もありましたので、実写化は誰が演じるのか今から楽しみです。
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横浜線ドッペルゲンガー【完結・全4巻】
二〇〇三年に発生した『横浜線彫刻家連続殺人事件』の犯人として逮捕され、冤罪なのに“死刑執行”されてしまう剣崎マコト。
しかし、“死刑執行”と同時に「事件発生の25日前」にタイムスリップしてしまいます。まだ起きてもいない事件を止めるため、真犯人に復讐するために未来からきた剣崎は、過去の自分を相棒に真犯人を追います。と、あらすじを改めて読むと『東京卍リベンジャーズ』に似ていますね。
「横浜線」は、神奈川県民以外の方は馴染みがないと思いますが、神奈川県民の筆者は知っている路線が出ていると気になってしまい読んで見た『横浜線ドッペルゲンガー』。
読み進めていくと、えーそうだったのー？とびっくり。犯人は誰だ？裏で暗躍するのは誰だ？誰が何のために殺人を？などが好きな方にはオススメ。すでに完結済みで全4巻なので読みやすいと思います。
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クロコーチ【完結・全23巻】
未解決事件や、警察の闇のお話などが好きな方は絶対好きな『クロコーチ』。
主人公は、県警・捜査二課に所属する黒河内圭太警部補。彼は、政治家や実業家らの醜聞を握ることで、莫大な権力を得た汚れデカで、「県警最悪の警察官」「化物」などと呼ばれています。
そんな黒河内のもとに、清廉潔白な若きキャリア・清家真吾管理官が配属され、清家と共に数々の未解決事件を解決していくと共に巨悪に迫っていく…という、いわゆる警察の悪がどんどん暴かれる漫画です。
クロコーチは、実在の人物や事件がモデルだな？とわかるので、リアリティが出て面白いです。本当にありそう！とつい思ってしまいます。2013年には、長瀬智也と剛力彩芽でドラマ化されました。清家管理官がドラマでは女性になっています。
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シバトラ【完結・全15巻】
少年犯罪や犯罪に巻き込まれる少年少女を取り扱った漫画『シバトラ』。
『サイコメトラーEIJI』『クニミツの政（まつり）』の安童夕馬・朝基まさしタッグの作品です。
中学生にしか見えない外見の柴田竹虎が主人公。竹虎は、少年係新米刑事ですが、街でカツアゲにあったり、警官なのに補導されてしまうほどの童顔で、可愛いキャラです。しかし、やるときはやる男。熱い想いの持ち主で、青少年の更生を心から願っていて、多くの少年少女を救っていきます。
小さくて可愛らしい竹虎ですが、ペン状のもので相手のみぞおちを突いて、凶悪犯を撃退したり、高い洞察力と判断力で事件を解決していく優秀な刑事です。
朝基まさしさんの漫画は絵が綺麗なので読みやすいです。竹虎を取り巻くキャラも元ギャングや元女子高生など濃く、2008年には小池徹平主演でドラマ化もされました。
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僕だけがいない街【完結・全9巻】
主人公は、売れない漫画家・藤沼悟。彼は、「再上映（リバイバル）」と呼んでいる自分の意思とは関係なく発動してしまう特殊能力を持っています。
それは、「悪いこと（事件・事故など）」が起きると、その出来事が起きた原因が取り除かれるまで、直前の場面に何度もタイムリープしてしまうというものでした。
しかし、たいしてその能力が活かされることもなく、ピザ屋のバイトをこなしながら日々を過ごしています。
そんな中、自分の母親が殺される事件が発生。母親の殺害をリバイバルで止めようと強く念じたところ、初めての長時間タイムリープが起き、1988年に戻ることに。
この1988年には、悟の同級生が殺害されるという痛ましい事件が起きた年でした。小学生の悟はそれを阻止しようとするのですが…。2016年に映画化もされた『僕だけがいない街』ですが映画と漫画では結末が違います！こちらも未解決事件系が好きな方はハマると思います。
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ミステリー系漫画のおすすめ
ミステリと言う勿れ【連載中・既刊13巻】
ドラマ化・映画化されたのでご存じの方も多いと思う『ミステリと言う勿れ』。
『BASARA』『7SEEDS』の田村由美先生の作品で、天然パーマの頭が爆発した青年、久能 整（くのう ととのう）が、事件に巻き込まれ、解決していくストーリー。
身近にいたらめんどくさいかもと思うキャラクターの整くんですが（笑）、着眼点がとても面白く、整くんの前では犯人も絶対逃げられないという感じ。
お話は事件ごとに違いますが、実は繋がっているので1巻からずっと読むのがおすすめ。よくこんなお話を思いつくなぁ～と毎回面白いです。
いかにもな犯人や、事件を犯すのには切ない理由があるとか、ほっこり泣けるお話などいろいろな展開が出てくるので、飽きません！
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嘘解きレトリック【完結・全10巻】
嘘解きレトリックは、「人の嘘が聞き分けられる」能力を持つ浦部鹿乃子が主人公。鹿乃子は、サトラレのような、相手の嘘がわかってしまう能力のせいで小さな頃から気味悪がられ周囲に疎まれて生活してきました。
そんな中、貧乏探偵の祝左右馬と出会うことによって運命は動き出して…？！という、他の作品とは毛色の違う謎解き物語です。
事件の内容は時代的に、たまに残酷？悲しい？ものもあったりしますが、グロ・ホラーなどもなく少女漫画なので、絵も可愛く舞台が昭和なので、服や舞台などの描写もレトロで見ていてほっこりする漫画です。
全10巻で、完結していますし、最後は泣けちゃうお話なので、ぜひ鹿乃子と左右馬の名コンビをご覧ください。
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まとめ
サスペンス・ミステリー系漫画は、事件の真相や犯人の動機を探っていくのが面白くてついつい見てしまいます。
しかも実在の事件がヒントかな？とか、似ているような描写があるとさらにひきこまれてしまいますよね。
全てイッキ見したくなるオススメを、随時紹介していきますので是非参考にしてみてください♪
